11May

ハッピーエンドが好きな人の心理は、納得できる部分が多いでしょう。人の幸福な姿を見ると、自分まで気分がよくなりますよね。
ハッピーエンドのドラマや映画、小説などは暗い気持ちを盛り上げてくれる可能性もあります。こんなタイプの人とやりとりするのは、かなり慎重に考えなければならない部分もあります。
そこで今回はハッピーエンドが好きな心理背景と、恋愛するコツについて詳しくご解説していきましょう。
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ハッピーエンドが好きな人の心理とは?
ハッピーエンドが好きな人には、共通する心理背景があります。一見誰でも好むエンディングですが、とくにこだわる人には次のような深層心理があります。
前向きな人
ハッピーエンドは自分をポジティブな気持ちにさせてくれますので、普段から前向き思考で自分にメリットがあるものをどんどん取り入れる人は、ハッピーエンドが好きな心理があります。
また逆にバッドエンドだと気分が落ち込み、やる気が出なくなるという可能性もありますので、ネガティブな結果を知りたくない人は必然的にハッピーエンドを好むでしょう。
辛い壁を乗り越えて結ばれた二人、いつまでも幸せに過ごしてほしかったのに、悲しい別れが待っている。そんなエンディングを知ると、急に気分が暗くなってしまいます。
主人公になりきる
ハッピーエンドが好きな人の心理は、登場人物や主人公になりきる傾向があり、自分の身によい出来事しか起こってほしくないのです。
たとえば小説。全て読み終わるまでに、長い時間がかかります。その間に時間をかけて自分が主人公になったような気分になり、次第と愛着まで湧いてきます。
客観的にストーリーを見るのでなく、自分の人生や生活に重なってくるために、ハッピーエンドでないと満足できないのです。
なんでもよい終わりがあると信じたい
ハッピーエンドのお話は、必ず途中で悲しい出来事や辛い環境が待ち受けています。それを乗り越えた幸せは、些細なことでも大きな喜びにつながります。
ハッピーエンドが好きな人の心理は、必ず人間頑張っていればよいことが起こると信じているため。自分の価値観や考え方に賛同してくれるストーリー展開に、親近感を抱く場合が多いのです。
映画やドラマなどは、自分の人生と重ねてしまうことがよくあります。同じような体験をした人がストーリー内に登場すると、なんとかよい方向に転換してほしいと願いますよね。どんなに辛い出来事が起こっても、自分の選択次第で幸福になれると言い聞かせているのです。
現実逃避したい
ハッピーエンドが好きな人の心理は、現実社会が幸福でないことが考えられます。そのため理想を空想の世界に求めてしまい、自分が幸福になりたいので登場人物にもハッピーエンドを求めています。
現実は決して甘いものではないので、期待したよい終わり方をするとは限りません。そんなストレスや不安がある現実社会から、少しだけ離れて息抜きしたい時は、ハッピーエンドのお話が現実逃避できるチャンスになります。
希望がある
ハッピーエンドのストーリーは、受け取る側に希望を与えてくれます。自分の人生がどうなるかただ彷徨っている人もいれば、ゴールを見つけてひたすら頑張る人もいるでしょう。
ハッピーエンドが好きな人は常に希望や夢を抱き、自分の行き先を知っています。悪い結果だとわかって前進する人がいないように、希望を持っている人は毎日の生活が充実してとても幸福度が高いのです。
バッドエンドが好きな人の特徴
人気があるはずのハッピーエンドですが、反対のバッドエンドを好む人も世の中にいます。なぜ人はバッドエンドを好むのか、気になる特徴をご説明していきましょう。
不幸な人と自分を比較したい
失恋や事業の失敗など、あらゆる悲しい結末がありますが、バッドエンドを好む人はこれらの不幸な結果を見て、自分が置かれた環境や幸福を再確認する意味があります。
自分が決して世界で一番の幸せ者ではないとわかっていても、他人のほうがとても幸福に見えるケースはよくありますよね。妬みや悲観的な気持ちは、逆に自分よりも不幸な人を見ると解消されるのです。
バッドエンドを好む人は、自分に与えられた幸福度をきちんと把握したいからなのでしょう。
怖いもの見たさ
見てはダメ、やってはいけないなど、他人から忠告されるネガティブなことには、なぜか興味を持ってしまいますよね。お化け屋敷に行きたい気持ちと同じで、バッドエンドを好む人は怖いもの見たさの心理があります。
知らないほうが、さらに恐怖を抱くことも考えられます。気分が暗くなる終わり方をする映画は、見ないほうがよかったと後悔するかもしれません。
しかし心のどこかでは、結末を知ったことで満足する自分がいるのです。
世界観が広がる
当たり前の流れが意外な方向に進展し、結果的に敵が善人をやっつけてしまうバッドエンドがあります。本来なら全員が幸せになり、見ている側も安心して終わるはず。
しかしバッドエンドは、ありきたりの世界を真逆に演出することで、違う世界観を見せてくれるのです。こんな終わり方があってもよいかも、そんなクリエイティブな気持ちが刺激をくれるでしょう。
多様な価値観が世界にはありますので、バッドエンドで自分を磨く意味もあります。
刺激が欲しい
ハッピーエンドの結末は、大体予想がつくかもしれませんが、バッドエンドは期待した展開がなく、意外な刺激や驚きを与えてくれます。
マンネリした生活に飽きた人は、バッドエンドのお話に入り込みたいのでしょう。世の中には、ハッピーエンドになるお話はたくさんあります。
逆にバッドエンドになり、どんでん返しでショックを受けるお話は、いつまでも記憶に残りますよね。そんな刺激は、普段の生活にスパイスを与えてくれるのです。
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相手の心理を知って交際するコツについて
ハッピーエンドが好きな人と付き合うには、次のポイントを意識して相手の希望を満たすのがコツです。幸福になりたいと思うのは誰でも同じ。とくにハッピーエンドにこだわる人とは、最初が肝心かもしれません。
できないことは約束しない
ハッピーエンドが好きな人は前向きな環境を好みますので、約束を破ったり嘘をついたりする人が嫌いです。期待通りの結果が出ないと満足しないため、このタイプと付き合う場合はできないことは約束しないように心がけましょう。
たとえば仕事が忙しいのに、デートの約束をして後でキャンセル。些細な瞬間でもバッドエンドにならないよう、有言実行する習慣が必要です。
自分の全てをさらけ出す
優しいはずの恋人が、実は浮気性で別れてしまう悲恋物語。こんな結末を嫌がるタイプの人は、相手の全てを知らないと不安になります。
恋愛関係は徐々に絆を深めていくものですが、相手に気に入ってもらうように無理やり自分を作る人は好まれません。嫌われる不安があっても、自分を全てさらけ出せる人はハッピーエンド向きだといえるでしょう。
お互いをよく知るまで告白しない
感情が高ぶった勢いで付き合ってしまうと、その後から失敗する場面が出てきてしまう可能性があります。ハッピーエンドが好きな人と恋愛するためには、できるだけ失敗のリスクを避けるために簡単に付き合うのは避けましょう。
お互いの性格、恋愛観を理解したうえで告白すること。最初は友人関係からスタートして、徐々にお互いを受け入れていくのも方法です。
まとめ
現実は、全てよい結末になるとは限りません。しかしハッピーエンドのお話で、普段から気持ちを高めておくのはとても重要だといえるでしょう。