22Aug

嫌がらせをする心理については、対応に悩む時もあるでしょう。相手がどのような気持ちで嫌がらせをしてくるのか、これが分からずに辛くなってしまう時も。
今回は嫌がらせをしてくる人の心理について、深く見ていきましょう。
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自信が持てない
自分に自信が持てないので、嫌がらせをする心理になるケースは多いです。自信がないからこそ、人のことがとても気になり、嫌がらせをしたくなってしまうのでしょう。
ライバル心を持っている
相手に対してライバル心があるので、負けたくない思いがあるのです。でもこのままでは負けてしまうので、相手を負かすために嫌がらせをしてくる人も。
ライバルだと思っていても、既に負けていると分かっている可能性があります。もし自分の方が勝っているとしたら、嫌がらせをせずに堂々としているでしょう。
でも普通に勝負をしても勝てないように感じるので、先に相手を攻撃したい気持ちになるのです。
相手がこれによって弱った時に、やっと勝てた気持ちになり落ち着くケースもあるでしょう。
うらやましくて仕方がない
相手は人から好かれていて、周りに褒められる機会が多いのに、自分にはそれがない。こう感じると、相手をうらやましいと感じる気持ちになるのです。
うらやましいと思う気持ちから、嫌がらせをしたくなってしまう心理になるのでしょう。好かれている人には、それなりの理由があるとしても、理由について知ろうとしない場合も。
自分との違いについて比較をすることもなく、相手に対してうらやむ気持ちが強くなるのです。
うらやましい相手に対して、笑顔で接することができずに嫉妬心もあるのでつい嫌がらせをしてしまうのでしょう。
真似をしたいけれどできない
魅力的な人を見て真似をしたいと思っても、同じようにできない。こういう時にジレンマに陥るケースもあるでしょう。
真似をすることができればしてみたいけれど、これができないので嫌がらせをするしかないのです。
真似をして、相手のように好かれる人物になりたいというのが本音ですが、これができない苛立ちから嫌がらせをしてしまう場合も。
嫌がらせをされた側としては、理由が分からず戸惑ってしまう場面もあるでしょう。でもその姿を見て、安堵をするような人もいるのです。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっているので、人に嫌がらせをして発散をするケースもあります。「なんだかイライラする」と思う時に、幸せそうな表情をしている人を見て嫌がらせをしたくなるのでしょう。
ストレス発散ができれば満足
嫌がらせをして、ストレス発散さえできればそれで満足だと思う人もいます。相手の辛そうな表情を見て、スッとした気持ちになるのでしょう。
でも一時的にはストレス発散ができても、後から虚しさを覚える場合もあるのです。このままではいけないと思い「ストレス発散のために、嫌がらせをしないようにしよう」と決意をする人もいるでしょう。
それが分かるようになると、他の方法でストレス発散ができるようになるので、人との関係性が良いものになっていくのです。
ストレスが溜まっている理由を知りたい
人とのやり取りの中で、自分のストレスの理由が分かることもあります。「この人が原因かもしれない」と思う相手に対して、わざと嫌がらせをする心理になる時も。
その間にストレスが軽減したとしたら、「やはりこの人が原因だった」と思うのでしょう。自分のストレス軽減のために、相手に対して何らかの嫌がらせをして、自分のストレスの理由を知るケースがあります。
相手が自分に対して迷惑をかけたことが理由で、現在ストレスが溜まっていたと分かると、仕返しをした気持ちになるのでしょう。
でもこれを続けていたとしても、お互いによい関係が築けないだけではなく、ストレスが軽減できない場合もあるのです。
ストレスを溜めないようにするために、相手と二人で話す機会を持つようにしてみましょう。
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不安が強い
不安があってもその思いについて行き場がないので、人に嫌がらせをする心理になる時も。なぜこのような方向に向かうのか、人によっては理解できない時もあるでしょう。
でも人によっては不安を抱え続けていることに対して我慢が出来ずに、人に嫌がらせをして楽になりたいと考えるのです。
心を落ち着かせたい
自分の心を落ち着かせたいと思うため、人に嫌がらせをする心理も。嫌がらせにも様々なものがあります。
とても軽いものもあれば、相手をかなり悩ませてしまうものもあるでしょう。この中でも心を落ち着かせるためには、相手が困っている顔を見たくなる場合があるのです。
相手の困っている顔を見ると、自分の悩みや不安が軽減するケースも。悩んでいるのは自分だけではないと思うので、ホッとするのでしょう。
でも人を悩ませて困らせることにより自分が楽になったとしても、人を苦しめていては結果として気持ちが楽にならないと気付く例もあるのです。
表情に出してみる
あえて相手に対して嫌がらせとして、表情に出す人もいます。相手の話してきた内容に対して、わざとつまらないような顔をしたり、否定をしたりする時も。
これにより相手が困惑をすると、それを見て気持ちが楽になるのです。「おそらく今、相手は不安な気持ちになっている」と思うので、相手の様子をもっと見ようとするでしょう。
自分の不安を軽減するためには、何か違うことをしようと思い、手っ取り早いと思い嫌がらせをする人もいるのです。
特にオフィスなどでは、不安を抱えていても自分で軽減する方法が見つからないので、人との接し方により不安を減らそうとする場合もあるでしょう。
好意を持っている
好意を持っている相手に対して嫌がらせをする心理も、実際にあるものです。嫌いな相手だから嫌がらせをするイメージがありますが、相手と親しくなりたい思いを持っていることも。この心理については、理解がしづらく好意についても気が付きにくいでしょう。
興味を持ってほしい
相手に対して自分に興味を持ってほしいと思うので、嫌がらせをすることがあります。どうすれば興味を持ってもらえるのか分からずに、嫌がらせをするしかないのでしょう。
どちらかというと、不器用なタイプの人に多い行動です。でも興味を持ってもらうために嫌がらせをしても、相手としては不快な気持ちになるかもしれません。
好意を持っていると伝わらずに、相手から避けられてしまうリスクもあるでしょう。それでも親しくなる方法が見つからないので、嫌がらせをするしかない人もいるのです。
優しくできない
好意を持っている相手には、できれば優しくしたいもの。でもうまくできないので、結果として嫌がらせをしてしまうのです。
優しくできない自分に対して、後から「どうして自分はこうなんだろう…」と落ち込んでしまう場合も。
人から優しくされてこなかったと感じる人は、人に対してどうすれば優しさを表現できるのか分からないのです。
このように考えると、できるだけ相手の気持ちに対して敏感になり、嫌がらせをする相手に優しさで応える余裕を持ってみるとよいですね。
まとめ
嫌がらせをする心理については、理解しやすいものもあれば分かりにくいものも。嫌がらせをしてくる相手と仲良くしようとしても、難しいと感じる人は多いでしょう。
でも広い心を持つように意識をすれば、相手の本音について見えてくる場合があります。相手が不器用な性格だと感じるのなら、こちらがそれに対してフォローをすることで嫌がらせが減る可能性があるでしょう。