27Mar

物欲の心理が強い人を見ると「性格について理解がしづらい…」と悩む場合もあるでしょう。もしくは自分自身の物欲が強く、自分を見つめ直したいと思う時も。
今回は物欲の心理が強い人の特徴、そして相手との接し方について見ていきましょう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
物欲の心理が強い人の特徴
物欲の心理が強い人には、いくつかの特徴があります。まずはどのような特徴があるのかを、お伝えしていきましょう。
買うことで満足する
物欲が強い人の特徴として、欲しいものがありこれを買った時点で満たされてしまうというものがあります。
買うことに対してだけ努力をしようとするので、今後これについては活用することに喜びを見出そうとはしないでしょう。
つまりは自分の手に入ったと思った時点で、物への興味を持てなくなっている場合もあるのです。
このため買う前には「これを買う」という気持ちに対して、他の物に興味が向かうケースは少ないでしょう。買うまでの過程を、楽しみたいと思っているのです。
買い物に行くのが好き
特にこれを買いたいという物がなくても、買い物に行くのが好きなのが物欲の強い人の特徴です。
買い物に行くことで、ワクワクした気持ちになりこの時間を楽しめるのでしょう。急に欲しい物が見つかる場合もあります。でも見つからない時もあるでしょう。
こういう時には欲しい物を見つけるまでは、違うお店に行って探してみようとする人もいます。自分にとって欲しいと思う物が見つからないと、買い物に来た意味が無いように思うのでしょう。
こういうタイプの人はウィンドウショッピングをする時でも、欲しい物を見つけるように意識しているのです。
お金についてあまり考えていない
物欲の心理が強い人は、基本的にはお金についてあまり考えていない傾向があります。このため例えばお金が入ればすぐに、欲しいと思っている物を買いに行くケースもあるでしょう。
貯金については、お金は使うためにあると思っているので興味が持てないのです。このため一人暮らしの場合は、生活が苦しくなる時もあるでしょう。
それでも欲しいと思えるものが買えたのなら、満足感があるのです。例えば洋服に対して物欲を強く感じる人は、部屋が多少汚れていて狭いとしても気にならないもの。
それよりも自分の欲しい洋服を、とにかく早く手に入れたいのです。相手のファッションが豪華だとしたら、部屋もお金をかけて豪華なはずだと思った人は、実際に部屋を見て驚く場合もあるでしょう。
でもこれについても、全然気にしないのが物欲の強い人の心理なのです。日々の自分の思いが満たされていれば、それで十分だと思っているのでしょう。
物欲の心理が強くなる時とは
物欲の心理が強くなるのは、どういう時が多いのでしょうか。このタイミングについて、見てみましょう。
お金が入った時
給料日などのお金が入った時、もしくはクレカを持った時などに物欲が強くなる場合があります。自分にはお金があると思うと「あれも欲しい、これも欲しい」と思ってしまうのでしょう。
自分が努力をして仕事で稼いだお金だとしても、これを貯金するのではなく欲しい物に使いたいのです。
欲しいものがあるからこそ、仕事を頑張れたという人もいるでしょう。このためお金が入った時には、物欲が強く働くので急いで買い物に行く人もいるのです。
人を羨ましく思った時
ファッションやメイクなどについて、相手を羨ましく思うような場面も。こういう時には「自分も同じ物が欲しい」と思い、急いで買いにいく場合もあります。
人について羨ましいと思った時には「自分には手に入れられない」と、諦めてしまいたくないのでしょう。同じ物を手に入れたとしたら、自分はもっと上手に活用できると考えている人もいるのです。
このため人を羨ましいと思うとライバル心が芽生えて、負けたくないと思うのでしょう。負けないためには、同じ物や同じくらい価値のある物を得たいと考えるのです。
相手はこちらに対して張り合う気持ちがないとしても、こちらは相手に勝ちたい気持ちでいっぱいなのでしょう。
自信を持ちたい時
自分になぜか自信が持てないと思った時に、物欲の心理が働くこともあります。これは男女共、同じ場合が多いでしょう。
高級な時計を買ったり、スーツを仕立てたりして自分に自信を持たせようとするのです。まずは外見から…と思う気持ちもあるのでしょう。
人と比べて自分はオシャレで魅力的でいたいと思う時に、物欲が強くなってしまうのです。でも外見ではなく中身を磨くには、時間がかかるケースがありますよね。
このような時間をかけていたくないので、早い段階で自信を持てる方法として欲しいものを多く手に入れようとするのです。
これについては人からお金を借りてでも、購入しようとする人もいるでしょう。
スポンサーリンク
物欲の心理が強い人との接し方
物欲の心理が強い人と出会った時には、この気持ちをすぐに理解できるケースもあれば、全く分からないと思う場合もあるでしょう。
でもこういう人と接していかなければいけない時も。このような時の接し方について見ていきましょう。
内面を褒めるようにする
相手の外見ではなく、内面について褒めるようにしてみましょう。相手は外見については、褒められて当然だと思っているはずです。
でもあえてここで内面を褒めるようにすると、自分の内面の魅力について知るようになるでしょう。
そして内面を見てくれていた相手に対して、感謝したい気持ちになるのです。どんなに飾っても高級品を持っても、意味があまりないかもしれない…と思うケースもあるでしょう。
相手の内面については、日頃から見ているとよいところに気づく時がありますよね。これについて褒めるように意識をすると、相手はこちらに対して仲間意識を持つのです。
そしてこれからも、親しくなりたいと思うようになるでしょう。外見や持物については褒めずに内面だけを褒めるようにしてみると、相手としては「今までにはなかったタイプの人」と思うのです。このため異性として、意識し始める可能性も高いのでしょう。
趣味について勧めてみる
買い物をすることや、欲しい物を得るのを趣味だと思っている人もいるでしょう。でももっと内面を磨く趣味を、相手に対して勧めるようにしてみるとよいですね。
例えばこれが映画鑑賞や読書などでもよいのです。読書については自分の好きなジャンルについて伝えて、著者の魅力を語るようにしてみましょう。
相手としても最初は興味を持たないとしても、段々と気になってくる場合があるのです。音楽についても、同じように言えるでしょう。
まずは相手の好きな音楽ジャンルを聞いたうえで、好きなアーティストの話をしてみるのが必要です。このうえでこちらの好きな音楽ジャンルや、アーティストについて伝えてみましょう。
読書や美術鑑賞や音楽を聴くことなど、簡単にできる趣味はたくさんあるのです。でも物欲の心理が強い人は、こういったものに対してあまり興味を持っていないでしょう。
だからこそ興味を持ってもらうように、話してみることが大切なのです。興味を持つようになってくると、物欲が減ってくる可能性もあるでしょう。
まとめ
物欲の心理が強い人は周りに害を与えるわけではないので、そのまま様子を見てもよいかもしれません。
でも金銭管理ができないままでは、将来的に困るようになるでしょう。相手のためにもできるだけ物欲についてはコントロールできるように、導いてあげるようにしたいですね。
少しのきっかけで、自分自身の価値観が変わるケースもあるのです。やりとりの中でそれができるとしたら、とても理想的だと言えるでしょう。