19Oct

見ないふりをする時の心理は、色々なことが考えられます。好きな人の嫌な一面を見た時に、無意識のうちにその場面を無視することがありませんか。
最近恋人と上手くコミュニケーションがとれないという場合は、知らずに避けて考えないようにしていることがあるかもしれません。
そこで今回ご説明したいのは、見ないふりをする人間の心理について。視覚的に避けるものだけではなく、本当は心の中で拒否していることがあるのです。
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見ないふりをする心理について
たとえば外にいる時やお店にいる時、意外なものを見てしまっても何もできず、見ないふりをする場面がありますよね。なぜそんな行動を起こしてしまうのか、見ないふりをする心理にあることをご説明しましょう。
受け止めたくない
デートをしている時、恋人の冷たい一面を目の当たりにすると、こんな人じゃなかったはずなのに…とショックを受けます。それは現実を受け止めたくないため、自然と見ないふりをする心理が働き、なかったことにしているのです。
辛くなるような情報を得てしまうのは、とても悔しいですよね。否定的な場面はどうしても理解したくないため、見ないふりでゼロの状態にしているのです。
固定観念がある
見ないふりをする心理は固定観念があり、嫌なことを受け入れたくないためです。たとえば恋人の嫌な態度を見ても、優しい人だからと固定観念で相手を決めつけています。
酒癖が悪い人を擁護するように、プラスに解釈する固定観念が少しでも残っていると、悪い部分は納得できないでしょう。この場合は目の前で起こっていることに対して見ないふりをしているのではなく、しっかりと見て現実に起こっていることを理解しています。しかし相手を守るために、代わりに言い訳をしているのかもしれません。
理想像がある
見ないふりをする心理は、こうなってほしいという理想があるためです。たとえば彼氏が知らない女性と、楽しそうに二人で歩いている瞬間を見た時。
見ないふりをする心理が働くのは、浮気でなく仕事関係の人だからと、理想で自分の本音をごまかしているのです。嫌な態度や厳しい一言など、他人から傷つけられることが稀にありますよね。
相手との関係を壊したくない時は理想的な関係を思い出し、見るべきことに蓋をしているのです。
傷つきたくない
見ないふりをするのは自分を守っているためで、傷つかないように有利な情報しか受け入れません。仕事でライバルがよい成績を残す場合のように、現実をきちんと受け止めなければならない時がありますよね。
しかし時には現実ほど厳しいものはなく、ショックを受けることもあるでしょう。傷つきたくない場面は見ないふりをする心理が働き、興味を持たないよう外部のことをブロックしているのです。
罪悪感から逃れたい
社会的に許されない行為を目撃した場合、本当なら一言いいたい瞬間ですよね。見ないふりをする人は、心理的に余計な問題に巻き込まれたくない思いや、自分の時間を邪魔されたくない理由もあるでしょう。
ほんの数分間で人助けができる場合でも、少し自分勝手な人ならきっと見て見ぬふりをして、その場を立ち去ってしまうはず。それは何もしない自分に対して、罪悪感を抱きたくないためなのです。
恋人の態度で見たくないのはこんなこと
見ないふりをする場面は、意外と多く日常の中にあるでしょう。きちんと現実を知り、適切な対処をするのが好ましいのですが、恋愛となるとさらに複雑ですよね。では恋人の行為で、見て見ぬふりをしたくなる瞬間について見ていきましょう。
浮気
恋人が自分以外の異性と楽しそうに話していたり、隠れてメッセージのやりとりをしたりする姿は、決して見たくありませんよね。もしそんな瞬間をキャッチしたら、その場で「誰?」と追及する人もいるはずですが、誰でも一度は見間違いなのか、自分が見たものを疑いたくなるでしょう。
しかし浮気性の人だと、恋人として不安になる行動が多いため、何度も続くと信頼できなくなるのは当然です。
強気な姿勢
自分の価値を認めてもらうためにナルシスト的発言をしたり、プライドの高い態度で接したりする姿は見たくないでしょう。恋人がいるのに「俺はすごくモテる」と、わざと焼きもちを焼かせるような発言も面倒になります。
プライドが高いのは時にはよいことですが、あくまでも自分の気持ちを高める程度にしておきたいですよね。とくに恋人に向けてプライドをアピールするのは、嫌われる原因にもなりかねません。
冷たい態度
一瞬の厳しい視線や思いやりのない行為は、見ないふりをする心理が働いてしまうでしょう。他人の気持ちがわからない冷たい人は自分勝手な部分もあるので、良好な恋愛関係を築くのは大変かもしれません。
たとえ自分だけに優しく接してくれる恋人でも、他人のことは一切お構いなしでは、一緒にいても気分が悪くなってしまいます。
マナーが悪い
初めてのデートでレストランに入り、食べ方が綺麗ではない相手だとわかると急に冷めてしまいませんか。とくに外見が自分の好みで、片想いから始まった恋。
理想の人の裏を知ると、盛り上がった分だけ急激に気分が悪くなるでしょう。マナーのなさは行動面だけでなく、他人への話し方や優しさなども含まれますので、知らない人を気軽に助けてあげる心が豊かなタイプのほうが魅力的です。
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知りたくない部分を知った時の対処
恋人の行動で見ないふりをすることが増えてくると、次第と心の距離も生まれてしまいます。もし意外な一面を知った時は、どのように対処して嫌いにならないよう気持ちを整理すればよいのでしょうか。困った時の対処方法についてご説明しましょう。
正直に不満を伝える
見ないふりを一度してしまうと、次に同じことが起こっても同じ態度になってしまいます。何ごとも最初が肝心なので、もし意外なところを知ったら正直に自分の気持ちを伝えて話し合いましょう。
たとえば思った以上に自分勝手で優しくない人なら、最初のイメージとは違ったことを知ってもらうのです。具体的な事例を挙げて「あの時はこうしてほしかった」というのも方法です。見ないふりをして過去を忘れるよりも、きちんと向き合う習慣が大切です。
お互いさまと納得する
見ないふりをするのは、相手の悪いところを認めたくない思いが強いため。しかし完璧な人は世の中にはいないので、相手の悪い部分を意識するよりも、自分のことも考えなければなりません。
もしかしたら恋人は、自分以上に見ないふりをしてくれていることが多いかもしれないのです。また期待値が高すぎると、他人の行動は全て物足りなく見えてしまうでしょう。
自分のことを棚に上げないためにも、多少は見過ごしてあげることも必要になります。
我慢できない場合
多少の失敗や意外な一面は、都合よく解釈することもできます。しかし人間性を疑うほど我慢できない部分を知った場合は、今後の関係にも影響があるかもしれません。
たとえば親友を裏切る行為、恋人に嘘を何度もつくなど。その場しのぎ的な行為ではなく、その人の価値観がわかる行為は考えものです。
一旦は思ったことを相手に告げて、真剣に話し合いをしてみましょう。それでも改善する兆しが見えない場合は、恋人の意見を無視する性格なのかもしれません。
お互いに成長する関係は、とても理想的ですよね。恋愛においては嫌なことを指摘されても感謝できるくらい、心に余裕を持てるかどうかが大切になるでしょう。
まとめ
見ないふりをする人の心理は、きっと想定外の出来事でどうすればよいか困惑しているから。気持ちの整理ができない時はいったん間を置いて、冷静に相手の行動や考え方を解釈してください。
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